火災報知器の種類や仕組み
火災報知器は普段の生活であまり意識することはないかもしれませんが、私たちの安全を守る上で欠かせない消防用設備です。しかし、火災報知器を設置しているだけでは十分ではありません。
火災による被害を最小限に抑えるためには、早期発見・早期避難が重要です。そこで活躍するのが「火災報知器」です。
住宅用火災警報器
一般住宅に設置が義務付けられている、比較的小規模な火災報知器です。煙式や熱式などがあり、火災の発生を感知すると警報音で知らせてくれます。
住宅用の住宅用火災警報器は、10年に1度の本体交換が推奨されています。既に自宅にある住宅用火災警報器が10年以上前のものである場合は、すみやかに交換を行いましょう。
自動火災報知設備
学校や病院、オフィスビルなど、不特定多数の人が出入りする建物に設置が義務付けられている、より大規模なシステムです。複数の感知器や受信機、警報ベルなどが連動しており、火災発生時には建物のどこにいても警報を聞くことができます。また、消防署への自動通報機能を備えているものもあります。
住宅用火災警報器の種類と設置場所
住宅用火災警報器には、煙を感知する「煙式」と、熱を感知する「熱式」があります。
煙式:寝室、階段、廊下など、煙が充満しやすい場所に設置
熱式:キッチン、暖房器具の近くなど、火を使う場所に設置
自動火災報知設備の仕組み
自動火災報知設備は、複数の感知器が建物の各所に設置されており、火災の発生を感知すると、受信機を通じて警報ベルを鳴らし、建物内にいる人々に避難を促します。また、管理室や消防署へ自動的に通報する機能を持つものもあります。
自動火災報知設備の点検
自動火災報知設備は消防法第17条に基づき、年2回、消防用設備点検を行う必要があります
消防用設備点検は、一部の例外を除き消防設備点検資格者または消防設備士の有資格者でなければ行うことができません。
鶴間防災システムでは東京都町田市を拠点に、消火設備、警報設備、避難設備などの消防設備工事や保守・点検など、現場調査から点検・施工まで自社一貫で対応しています。管理会社等の中間業者を挟まず直接ご依頼いただくことで費用・時間のコストカットも可能です。消防設備に関するご相談は、ぜひ弊社にお任せください。